
ZINです。
今回は、コピーライティングで、
実際に使用されている心理学のテクニックである
「カリギュラ効果」について講義してみたいと思います。
コピーライティング心理学「カリギュラ効果」とは
「カリギュラ効果」とは、
“禁止されている事やダメだと言われる事を、
逆に、凄くしたくなってしまう心理の事です。”
例えば、一般的にこの「カリギュラ効果」が使用されている実例としては、
レンタルビデオ店に並んでいる、ホラー系のDVDなどで使用されています。
「※心臓の弱い方は絶対に見ないでください…。」
このような一文が「ホラー系」のDVDに書かれているのを、
あなたも見た事があるかもしれません。
他の実例としては、例えばTVの通販番組などで、
「本気で痩せたい方以外は、絶対に買わないでください」
というテロップを流している場合などがあります。
上記のような「禁止」を読み手に投げかける事で、
「禁止されると逆にそれを行ってみたくなる」
という「カリギュラ効果」の心理を刺激して、
人間の行動意欲を高めていると言えるわけです。
後、これは完全に私の個人的な意見になりますが、
私は「立ち入り禁止」という看板が立っていると、
やはりその中に入ってみたいという心理になったりします。
それに、女性から「絶対に覗いちゃダメよ」と言われると、
やっぱり強烈に「覗きたい」という衝動に駆られたりするのです。
まぁこの辺りは完全に私の「趣向」ではありますので、
全ての人が同じように感じるとは思いませんが、それでも、
“禁止されている事やダメだと言われる事を、
逆に、凄くしたくなってしまうカリギュラ効果の心理”
は、やはり多くの人間に、
普遍的に備わっているものだと感じています。
セールスレターで使用される「カリギュラ効果」
更に、この「カリギュラ効果」は情報商材のセールスレターでも、
度々、使用されていたりします。
例えば、
・「あなたが本気でアフィリエイトで稼ぐ気持ちが無いのであれば、
今回の私のプログラムには参加しないでください」
・「しかし、あなたにはこの教材をお渡しできないかもしれません」
・「私は、ちゃんと教材の内容を実践しない人に、
この教材を販売する気は毛頭ないのです」
上記のような文章は、多くの情報商材のセールスレターで、
実際に使用されている「カリギュラ効果」の実例です。
もちろん、この「カリギュラ効果」をセールスレターに入れた事で、
成約率が爆発的に上昇するいう事はあまり考えられません。
しかし、やはり「カリギュラ効果」に、
強い反応を示す読み手も存在しているはずですので、
「カリギュラ効果」を情報商材のセールスレターで用いる事で、
少なからず成約率は向上していると思うのです。
(ちなみに私は比較的「カリギュラ効果」への行動欲求が
強いと自負していたりします)
「カリギュラ効果」をブログ記事のコンテンツライティングに応用する
もちろん、「カリギュラ効果」の心理を、
ブログ記事の投稿におけるコンテンツライティングにも
応用する事は十分に可能です。
例えば、「彼女をつくりたい男性に向けたブログ」を
あなたが運営していると仮定します。
そして、そのブログ記事の冒頭文などで下記のような、
「カリギュラ効果」の心理を刺激した文章が書けるわけです。
今回の記事は、”本気で彼女をつくりたい”と、
思っている男性だけに読んで欲しいと思っています。
決して、女性と「ヤリたい」だけの不誠実な男性は読まないで下さい。
何故ならば、不誠実な男性が、
この恋愛心理学のテクニックを悪用してしまうと、
多くの女性が涙を流す事になると思うからです。
ですので、
“「一途に」1人の大好きな女性を彼女にしたい”
という誠実な男性だけに、
今回は、恋愛心理学のテクニックの話をさせて下さい。
それでは今回の講義をスタートします。
やはり、ブログ記事の冒頭文で、
“決して、女性と「ヤリたい」だけの不誠実な男性は読まないで下さい。”
という「カリギュラ効果」の心理を刺激する一言が入るだけで、
何故か「続きを読みたい衝動」に駆られる方は多いはずです。
このように、あなたが今後ブログのコンテンツ記事を作成する際などに、
この「カリギュラ効果」の心理を刺激するような一文を追加すると、
少なからず、その記事を読んでくれる人の割合は増加すると思います。
しかし、もちろんこれは「カリギュラ効果」の心理
というテクニックだけに限った話ではないですが、
「あくまでもテクニックの多用は、逆に反応を落とす」
という事を、あなたも肝に銘じておいて下さい。
何故ならば、あくまでも「カリギュラ効果」の心理などの、
コピーライティングやコンテンツライティングにおけるテクニックは、
“カレーライスでいう所の「スパイス」のような存在だからです。”
だから、あなたもコピーライティングやコンテンツライティングにおいて、
今回の「カリギュラ効果」の心理のようなテクニックを使用する際は、
「ちょっと薬味を効かせる」「ちょっと刺激を加える」
ぐらいの気持ちで使用した方が良いという事を、
あわせて覚えておいて頂ければと思います。
コピーライティング心理学「カリギュラ効果」の有効性総括
今回は、コピーライティングで、
実際に使用されている心理学のテクニックである
「カリギュラ効果」について講義させて頂きました。
そして「カリギュラ効果」とは、
“禁止されている事やダメだと言われる事を、
逆に、凄くしたくなってしまう心理の事なのです。”
一般社会を見渡してみても、
またはネット上の情報商材のセールスレターなどを見ても、
非常に多くの場所で「カリギュラ効果」の心理は、
実際に使用されているテクニックだと言えます。
と、言う事は少なからず「カリギュラ効果」の心理が、
“それなりに読み手の反応上げる事ができる、
有効な心理学のテクニックだからこそ多くの場所で使われている”
と捉える事もできるわけです。
ですので、あなたがブログやメルマガを使った、
アフィリエイトなどに取り組んでおられるのであれば、
是非、自身の日々のライティングに、
「カリギュラ効果」を活かして頂ければと思います。
(あくまでもテクニックの多用は禁物ですよ)
それでは今回の講義は以上です。
ありがとうございました。
ZIN
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