ZINです。

今回は、コピーライティングの基礎知識である
「読者を否定することの無意味さ」について話していきたいと思います。

それでは今回の記事のスタートです。

 

良かれと思ってやっている『読者否定』の罠

 

巷のネットビジネス系のブログを見渡してみると、
下記のような一文を発見することがよくあります。

「あなたは間違っています」「あなたじゃ無理です」

このような一文ですね。

そして、実はコピーライティング的な視点で考えた場合、

「あなたは間違っています」「あなたじゃ無理です」

のような読者を『否定』するような一文というのがたった1つあるだけで、
その文章はかなり読者からの反応を落としていると言って間違いありません。

何故なら、

”人間は自分のことを否定してくる他者を、
拒否する本能があると言われているから”

になります。

ですので、よほどの信頼のある人物からの「お説教」でもない限り、

「あなたは間違っています」「あなたじゃ無理です」

のようなキツイ一言は、
単に自ら読者を遠ざけるような一文となる可能性が高いのです。

そして、おそらく、このような人間心理を知らずに、
読者に対して「あなたは間違っています」的な主張をしてしまう書き手の心理としては、
下記のようなものかと思います。

「私は、あなたにちゃんとした真実をお伝えしたいのです」

おそらくは、そんな真っ直ぐな気持ちで、
読者を否定するような一文を書いている方が大半だと思うのです。

例えば、下記のような文章などがその例文にあたります。

 

ネットビジネスで稼げない根本的な原因は”あなたの努力不足”です。

だから、あなたが本気でネットビジネスで稼ぎたいのであれば、
言い訳したり、遊んだりせずに、ちゃんと毎日ネットビジネスに取り組んでください。

 

確かに、ぶっちゃけ上記の一文は私も多くの場合、真実かと思います。

だから、書き手が言っているこの文章に間違いはないと思うのです。

しかし、上記の例文のような文章が一か所でもあると、

”基本的に読者は、あなたの事を本能的に拒否したくなり、
あなたのブログを離脱していく可能性が高いと言えます。”

では、それは何故か。

それをここから更に解説したいと思います。

 

全ては「書き手」と「読者」の意識の違いが原因

 

一言で言ってしまえば、良かれと思って読者を否定してしまう書き手と、
自分を否定されたと感じてそのブログを離れていく読者が生まれてしまう原因は、
全て「書き手」と「読者」の意識の違いが原因だと思うのです。

要するに、

”「書き手」と「読者」が共に自分勝手であるために、
双方は決して交じり合うことができない存在になってしまう”

ということが言えます。

ただ、それが商売である限り、
基本的に読者の自分勝手さを改善することはできないと思うのです。

何故なら、商売においては、
基本的に「お客さんとはわがままな存在だから」ですね。

それを、販売者側が無理矢理、

「お前は、こことここが間違っているのだからこの商品を買え」

と命令したところで、
お客さんは絶対にその商品を買ってくれないはずだからです。

もし、このような「無理矢理な販売手法」を、
あの「マクドナルドがやったら」と考えたら、
ことの異常さがよく分かるかと思います。

そして、ネットビジネスにおいてのブログの読者というのは、
「将来的にお客さんになってくれるかもしれない見込み客」にあたるわけです。

だから、読者の自分勝手さを強制的に変えることはできないと思います。

それは、あなた自身のことで考えてもそうだと思いますが、
ブログの読者というものは基本的に「自分が読みたい文章」しか読まないわけですからね。

故に、書き手側が読者の意識に合わせて、

”読者が読みたくなるような文章を仕上げていかないといけないと思うのです。”

だからこそ私は、読者を否定するような、

「あなたは間違っています」「あなたじゃ無理です」

のような文章を堂々とブログ上に公開している書き手は、
”書き手の自分勝手さを読者に押し付けている人”と感じてしまいます。

同時に、そのような読者を否定する文章をブログに載せることで、
自ら読者の数を減少させていると感じているわけです。

 

では、読者に「気付き」を与えるためには、
どのように書けばよいのか?

 

ここで、あなたは、

「では、読者に厳しい真実を伝えて、
”気付かせる”ためにはどのように書けば良いのか」

という疑問を感じているかもしれませんので、
その点について回答しておきたいと思います。

しかし、その答えは非常に単純な事です。

それは、

”直接的に読者を否定しなければいい”

ということが言えます。

要するに、書き手側が信じている事を、
読者に押し付けるような書き方をしなければいいのです。

例えば、先ほども使用した下記の「ネットビジネス」の例文を使って
『読者を否定せずに気付かせる』コピーを書いてみたいと思います。

 

●改善前●

ネットビジネスで稼げない根本的な原因は”あなたの努力不足”です。

だから、あなたが本気でネットビジネスで稼ぎたいのであれば、
言い訳したり、遊んだりせずに、ちゃんと毎日ネットビジネスに取り組んでください。

 

 

●改善後●

ネットビジネスで稼げないと嘆く多くの人の根本的な原因は、
単純に”毎日の努力不足”という点にあるようです。

やはり、いくらネットビジネスと言えども、
しっかりとした継続的な努力無しで稼げるようになるほど、
あまい世界ではないと思うのです。

ですので、あなたがこれからネットビジネスで、
本気で稼げるようになりたいのであれば、
毎日、継続的にネットビジネスで稼ぐための努力を継続することを
強くおすすめします。

 

いかがでしょうか。

特に今回の例文では、

・ネットビジネスで稼げない根本的な原因は”あなたの努力不足”です。

という言い方をされるのと、

・ネットビジネスで稼げないと嘆く多くの人の根本的な原因は、
単純に”毎日の努力不足”という点にあるようです。

という言い方をされるかで、かなり文章の印象が変わったかと思うのです。

このように、あえて読者に厳しい真実をしっかりと伝えていく場合でも、
直接的に読者を『否定』するような一文は避けた方が無難だと言えます。

そして、少し間接的に「○○な人は」などの遠回しな表現をあえて使用して、
読者に”書き手の意見を押し付けない”書き方をした方が、読者の頭の中に、
すんなりと書き手の主張が入っていく書き方ができるようになるのです。

 

コピーライティング基礎知識「否定することの無意味さ」まとめ

 

今回は、コピーライティングの基礎知識である
「読者を否定することの無意味さ」について話してみました。

意外と「良かれ」と思って、読者に対して、

「あなたは間違っています」「あなたじゃ無理です」

などの読者を『否定』する文章を書いている書き手が、
ブログを使ったネットビジネスをされている方には多いようです。

しかし、読者側からすれば自身を否定される文章が目に入ると、
その瞬間に脳が無意識にその書き手自体を拒否する傾向がありますので、

結果、

”書き手側からすれば、読者に伝えたい大事なことが伝えられず、
読者はそのブログを去っていくことになってしまいます。”

故に、読者にあえて厳しい事実などを伝える場合でも、
書き手側の意見を読者に押し付けるような書き方はせず、
あえて間接的に読者が自ら”気付ける”ような文章を書く必要があると思うのです。

このような読者に対するちょっとした配慮を行って文章を仕上げていくだけでも、
コピーの反応は全く異なってきますので、

あなたも是非「読者を直接的に否定しない」という
コピーライティングの基礎知識を覚えて頂ければと思います。

それでは今回は以上です。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

ZIN

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